|
中国四姑娘山自然保護区管理局の大川健三氏より新しい報告が入りました。
当地の最近の状況を日月山荘で長坪村長から聞きましたのでご報告致します。
壊れた家の数が増えていました。5月12日の地震直後では100軒余りでしたが、5月18日から6月に掛けての余震で222軒へ増えたそうです。少しですが今も未だ余震が続いているため、この数は今後も増えるかもしれません。
政府は地震で壊れた家の場所を調査して建築規格を見直そうとしていて、規格改訂後に家を修復したり移住させたい考えだそうです。
このため来年修理する家が多くなるそうです(一部の村人は壊れた家を修理していますが)。
一方、江西省政府が小金県の地震被害復旧を支援する検討を始め、省長を含む調査団が7月8日に最も被害が大きい長坪村を視察しました。
(当地では上海のような特別市や省の政府が、地震被害に遭った四川省の市や県を一対一に支援し始めています)
村長の話では、江西省は1億元程度の支援を考えているそうです。
壊れた家の修復費用は日隆でさえ数100万元程度(村人達が伝統的な石積み工法で修復する場合)で日隆以外での被害はずっと少ないので1億元は多過ぎますが、村長の話では、学校や道路等の改善整備も含むそうです。
このように状況が複雑になって来ているため、先月私がご提案した建築資材によるご支援の方法を調整する必要が出て来るかも知れません。
後日、他の政府機関の意見も聞いてご報告させて頂きます。
○長坪村委員会より
EWSから寄贈されたノートパソコンの最近の使用状況説明
2008年5月12日14時28分に文川でM8.0級大地震が起き、四川省全体に災害が波及して国内外の人々を驚かせました。
長坪村の東南は文川の臥龍自然保護区と隣接していて震源地の文川から60Kmしか離れてないので、家や畑は崩れ交通や通信も途絶えました。
そして277戸962人が被害を受けました。この内崩れた家が222戸です。
このため村では生産と生活に大きな困難を生じています。地震発生後、村では省金県政府や日隆鎮政府と共に復旧対策を進めていますが、この統計処理のためにご寄付下さったノートパソコンを使わせて頂いており、大変役立っています。
このノートパソコンは、復旧対策が完了した後に長坪小学校へ戻して学生のパソコン教育に使います。
江西省政府による小金県への地震被害復旧支援(2億元相当のお金と物資)が決まり、一部が既に小金県政府に届いているそうです。この支援金によって全額援助して壊れた民家を修復したり道路・学校・政府庁舎等を整備します。
ただ小金県政府による土地利用と建築の規格見直しのため、民家は来年修理する所が多いそうです(一部の村人は壊れた家を修理していますが)。また日隆の小学校については一部建て直したりパソコン(当地ではディスクトップ型が殆どです)等の教育機材を完備するそうで、長坪村小学校については幼稚園に衣替えするそうです。
このためお贈り頂いたノートパソコン2台の取扱いについて、状況が確定する頃(来年だろうと思っています)にご相談させて下さいますようお願い申し上げます。
このような状況に中で支援の手が届かないのは各家庭の備品だそうで、特にこれから冬に掛けて使う暖房器具がありがたいようです。
なお日隆の町への給電も再開されました。町や村の人達は、これから秋に掛けて観光客が戻って来る事を期待しています。
宜しくお願い申し上げます。
長坪村委員会 2008年6月28日
|