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ニードルズ〜アメリカでの岩登り 

9月末から10月にかけてアメリカにクライミングツアーに出かけた。カリフォルニア州のニードルズという岩場で、その名のとおり花崗岩の岩塔が立ち並ぶ岩場である。パートナーは同じガイド仲間のKさんと、若手の山岳修行中?のUくん。10日間という限られた期間であったが、充実したクライミングを堪能できた。ニードルズはカリフォルニア州サザン・シエラ地方に位置し、ロスから車で5時間ほど。花崗岩のグレーに黄緑がかった色(苔の色です)の岩は他では見られないものであり、アメリカの花崗岩のクライミングエリアでベストとも言われている。我々はキャンプ場で寝泊りしながら、日中はクライミングを楽しみ、夜は焚き火を囲んでワインを楽しんだ。日常から離れて久しぶりにクライミングのことだけを考えて過ごした日々は(携帯も圏外だし)、とても充実した時間であった。岩はルートにもよるが100〜300mほどの高さがあり、これを登るには数ピッチ(1ピッチは40〜60mほど)のクライミングで、登りきるのに数時間かかる。アプローチも含めるとまさに1日仕事である。天候にも恵まれたこともあって毎日せっせとクライミング三昧。thin ice (5.10b)3pや、airly intrude (5.10a) 4pなどのルートを6本ほど登った。いやはやけっこう疲れました。自然の前でちっぽけな人間が、自身の技術と体力と知恵を駆使して行うクライミングという行為は、その人(人間)が岩に(自然に)対してどのようなことができるか(ラインを引けるか)を示すひとつの表現行為だと思う。登っている時は頭の中は真っ白だけど、登りきった時、ほんの少しその岩と近しい関係になれたような、そんな気がする。
地球上にはいろいろな岩場があり、自然がある。僕などまだまだその一部にしか触れたことはないのだが、これからもいろいろな場所を訪れてみたいものだ。

 

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