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<フランス パリ> 小川 まり(コーディネーター)
プロフィール:
亡きジャズドラマーの石川晶氏によりアフリカと出会い、魅せられ通い始める。
現在、パリ在住、アフリカ/ヨーロッパに於ける各種企画を手掛ける。
パリでは日本の美容学校の依頼でサンジェルマンにヘアーサロンをオープンし3年目。アフリカに於いては西アフリカ特にマリのNGO(環境保護/自然エネルギーの普及/村の女性達の安定した経済的自立を目指す)の活動を応援・協力。今後もこのような地球に関わる活動の輪を広げてゆきたい。
 
2006.8.1
バナナで始まりバナナに守られる村

 「嘘のバナナ」と呼ばれるバナナが生い茂っている村。山をぐるぐる、ぐるぐる登った先にありました。嘘のバナナはフルーツのバナナと違って甘くないんです。だからここでは「嘘のバナナ」と呼ばれています。西アフリカのプランテーンも甘くないバナナ。それを揚げたアロコは主食にあたる存在で美味しい!でもここの「嘘のバナナ」はちょっと癖があります。そのバナナをすりおろして焼き上げたガレット(厚めのクレープの様なもの)がこの村の主食になります。エチオピアの主食になっているインジェラに代わるものです。それを醸造してお酒も作り、バナナの葉っぱの繊維をきれいに紡いで糸をつくります。これは女性の仕事。出来た糸を機織り機にかけ生地を織り上げる。これは男性の仕事です。そしてバナナの樹で家を造ります。竹の様に割いて、それを交互に組み合わせ天井の高い高い家を造ります。なぜ高く、高く作るかと言うと時を経ると共に低く?小ちゃくなってしまうから。そして、昔、昔、この村は象が出没しては荒らされて困っていたそうです。そこで、この村の家々は象の様な形になっています。(かかし的発想?)見ると本当に可愛い大小の象たちがあちらこちらに建ち並んでいます。日本の木造住宅の様な耐久性はないんですね。それより、モンゴルのパオ(漢語)=ゲル(遊牧民の移動式テント)に、、、いや、それよりはもっと頑丈で、立派です。定住しているんですものね。
 そして、その家の中にお父さん達の寝室があり、子供達の寝室があり、サロン(中央で食事をする場所)があり、時には家畜の住まいまでがひとつの家の中にあるから驚きました。小さいんですよ。一つ一つは、でもみんな一緒にあるのです。大きな家族が一緒に暮らすっていいですね。これはアフリカの何処に行っても感じる事ですが、子供達が明るく働き者で、何よりもお年寄りの目が生き生きしている様に感じます。そんな事に安堵感をおぼえます。
 

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