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アラスカの短い夏、その夏が来るのを毎年楽しみしている我々ですが、今夏は見事にその期待を裏切られ、最悪の夏でした。夏真っ盛りの7月から8月半ば過ぎまで、ほとんど曇り空で、雨量は記録的、肌寒い毎日。「冷夏」という言葉がぴったりの夏でした。アラスカに30年以上も住む人たちも異口同音に、こんな夏は初めてだと言っていました。
その短い夏があっという間に過ぎ去り、黄葉の9月。今年は、昨年より10日ばかり早く 9月3日ごろがそのピークでした。写真は9月の夕暮れ時、にわかに空が黒い雲に覆われ、地平線近くからの西日が、黄葉を照らした時の写真です。アスペン、白樺の黄葉が黄金色に輝き、それが強風で花吹雪でなくて、黄葉吹雪となりました。今年の黄葉は、夏の雨量が多かったせいなのか、色合いが濃く、非常に美しかったと思います。
すでに、夏の白夜は終わり、夜が暗さが日に日に濃くなっていっています。同時に、冬の寒さが、皆の頭をよぎります。9月26日、初雪。冬の始まりです。アラスカ内陸の春、夏、秋はあまりにも短いです。言い方を変えれば、冬が長すぎ、ということでしょうか・・・。
今宵は、マイナス12度の予報です。まだ9月末というのに、この寒さは身にこたえます。これが1月2月だったら「あったかーい」感激するところですが、この時期ではまだ体は寒さに慣れていません。
10月になれば、雪が積もり始めます、いずれは、マイナス40℃になることもあるなんて、この時期には、想像もできないわけですが、さて、この冬はどんな冬になるのか、冷夏だったのですから、暖冬、雪は適度に・・・、と、空に向かってお願いしています。
舟津圭三
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