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4月のアンデス風景
今年はエル・ニーニョの反対のラ・ニーニャ現象(いつもより赤道の西向の海流が強まり、ペルー沖の湧昇流が強まり、この海域での海水温が平年よりも低くなる現象)と呼ばれ、ペルー国内でも雨による被害がかなり出ています。特に北海岸や、ジャングル地帯のほうでした、その影響が、高地にも出てきて、作物などにもかなりの影響がでました。
いつもの変わらぬアンデスの風景ですが、農業を営む農民たちにとっては日常の気候変化によって作物の出来、不出来がかかっていて、暮らしに多大な影響がでています。
その上世界経済の影響ももろに受けているペルーですから、米ドルも同じようにドル安で大変です。このドル安さとソーレス高に毎日みな翻弄されています。
銀行預金なども中級クラスの人たちはかなりドル預金口座にしていましたが、今はソーレス口座に替える人もたくさん出てきていると、銀行に勤務している人たちから聞きました。また私の友人たちもドル預金ももっているけれど、新たにソーレス預金にしたという人もいます。
観光関係などは特にドル料金でみな提示されていましたが、あまりのドル安さにみなソーレス料金表示になってきてしまい、いつのまにかかなりの値上げになってしまっています。(観光客も直接ドル払いができずにソーレス払いを要求されています。)
遺跡入場券なども文化庁ではドルでは決して受け取らなくなりました。また今年値上がりしたかと思っていた料金が、また7月には倍値上がりになるという知らせなど受けとているので、これからの予想がつかないとみな口々にいっています。マチュピチュ遺跡入場券もまた値上がりするだろうといわれています。
日常生活の中でもじわじわとこうして、みなが物価上昇が厳しいので、まともにそれを受けています。その不満は今のアラン ガルシア政府にぶつけることで、その解消をしようとしていますが、なかなか思うようにいかないので、また何かあると抗議デモや抗議ストが増えて来ている状況です。
篠田直子
 
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