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私たちが、生まれ育った「地球」…。宇宙の中ではとても小さな星ですが、何億という生命体が息づいている「命のゆりかご」です。その生命の頂点に立つのが人類ですが、第三惑星太陽系に属する地球の命もあと四十数億年といわれ、人の生命に比べれば永遠のように思われますが、その大切な地球が傷つき始めているのも事実です。
いままで私たちは、この地球の素晴らしさや、辺境の地といえども自然のサイクルの中で心豊かに暮らす人々がいることを、より多くの人々に知ってもらおうと映像や写真に記録し、テレビや雑誌で伝えてきました。それと同時に、彼らの暮らしは不自由で貧しく見えますが、長い歴史と独自の伝統文化に根ざした、深い意味での豊かさに満ち溢れていることを学びました。
そこで私たちは、厳しい自然やそこに暮らす人々の現実を自分自身の眼で見て感じとり、理解することが大切だと考えました。また、環境破壊、紛争、飢餓、災害、核問題……行き先の見えない人類の将来を想うとき、自然界の営みと自然と共生し生きる人々の暮らしの中に、現代人が忘れ去ってしまった大切なものを思い起こすと同時に、理解を深めることの必要性を痛感しています。
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